A&Ultima SP1000M Royal Gold:真鍮ボディでウォームよりのAKサウンド!AK240に近い!?

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MOONDROP ILLUMINATIONと相性のいいDAPを追求し半年くらいが経っていたところ、ふらっと気分で視聴したA&Ultima SP1000M Royal Gold(以降は1000M RGと記載)とILLUMINATIONが阿吽の呼吸かってくらい相性抜群で即購入しちゃいました!かるーくレビューしていきます!

本体は艶消し加工が施されたゴールドカラーで上品な印象です。

ILLUMINATION組み合わせると本物の成金装備ですね。

外で使うのは色々な意味で勇気がいりますが、購入したからには徹底的に使い倒したいということで持ち運んでいます。

購入したのは、やや酸化していて傷がほとんどない中古美品です。傷つけるのが心配すぎてクリアケースを注文しようとしたのですが、着けたらクリアケースが主体になりそうで安物感が出そうなのでやめました。レザーケースで使います。

そうそう、このレザーケースは通常のSP1000Mに付属しているものと違うんですよね。通常はLa Perla Azura社製、こっちはBadalassi Carlo製です。

このレザーケース、最初こそはキャラメルみたいな色と上品な金を混ぜるなよ……と否定的でしたが、よくよくみると相性がいいんですよね。クリアケースもこうなりそうですがw

Ultimaの名に恥じないサウンドだがウォーム感もある

A&”Ultima”なだけあって、期待通りの高音質です。1000M RGは真鍮をボディに採用しているため、ステンレスやカッパー、アルミなどの「響く音」を感じません。

ステンレスのシャキッとした要素を持ちながらも、カッパーの芳醇な音質の2つを兼ね備えているわけです。そして、大きく異なる点が「カッパーやステンレス」のようにカッチリとは響きません。ジュラルミンに近い低音が出ます。

好みが分かれるところですが、ILLUMINATIONはこのカッチリとした低音と相性が悪く、キンキンとしがちです。ところが1000M RGではそれがない。ILLUMINATIONの鳴らしたかった、水月雨が意図した音を忠実に鳴らしているかように感じます。

個人的に驚いたポイントとして、SP1000よりも分離感が強いことです。もちろん、音場の広大さには勝てないのですが、分離感では勝っています。しかも、これがまたちょうど良くて、広すぎない音場で分離してくれるのが音楽を楽しませてくれるのですね。

それだけでなく、中高音の鳴り方がAK240のそれに近いです。好みだけで言えばAK240がダントツなのですが、近いキャラのDAPはほぼありません。その、ほぼないうちの1つがSP1000Mで、そのなかでもRoyal GoldはAK240のやさしさをベースにし、それを現代的な音にした印象です。なんというか、無限に聴いていられます。

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