Ryzen 9 5950X×RX6800のSAM性能はRTX3080に匹敵せず

PC

つい先日、RX6800を購入しました。Ryzen4世代とRX6800XTを組み合わせることでRTX3080に匹敵するとの記事を読み、性能差もわずかで、RX6800でもRTX3080と同性能になるのでは?と思い、検証してみました。

検証に使用したPCのスペックなど

CPU Ryzen 9 5950X@定格
RAM GSkill Sniper X 3600mHz 16GB×2
マザーボード ASUS X570 PRO/CSM
VGA 玄人志向 RX6800 OC有効
SSD WD BLUE 500GB SATA
HDD WD BLUE 2TB
電源 Seasonic Focus 750W Plat
CPUクーラー DeepCool CASTLE 360EX
ケース IN WIN ALICE
OS Windows 10 Home (19042.1110)

検証に使用したベンチマークはFF14/FF15ベンチ、3D Mark FIrestrikeの3種です。すべてFHDで測定しています。

検証結果

さて、結果を確認していきましょう。まずは鉄板のFF14ベンチマークから。

結果はSAM/無効が22874pts。有効が21866ptsでした。SAM無効時の方が高いのはなぜでしょうか……。

ネット上に転がっているRTX3080のベンチマーク結果が25000~26000点なことを考えると、やや低めの点数なことがわかります。

次いでFF15ベンチマークの結果です

結果はSAM/無効が13252pts。有効が13038pts。FF14ベンチマークと同じく、RTX3080には匹敵しません。また、FF14ベンチ同様に、SAM無効時の方がSAM有効時よりも高いスコアとなっています。

とはいっても、FF14/FF15ベンチマークはGeForceが優位なため、一概にはいえませんよね。

最後は3D Mark FireStrike。

結果はSAM有効時が34269pts。無効時が34370pts。このベンチマークはDirectX 11で動作しているため、RDNA2アーキテクチャの性能をフルで活かしているのか?といわれたら微妙です。(RDNA2はDirectX 12に最適化されているため)

結論:RTX3080には匹敵しない

最初からわかっていたことですが、RTX3080には匹敵せず、結果を見る限り、RTX3070Ti以上、RTX3080未満といったところでしょうか。

正直、RX6800は6800XTと価格がほぼ据え置きのようなものですし、あえて選択する人は少ないでしょう。それでも、特価だったりと、色々な理由で購入する方もいますし(私もそうだし)参考になれば幸いです。

最後におまけで4Kの結果。5813pts。SAMは有効です。

4Kゲーミングはギリギリですね。

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