撮影スキルがまったくなく、センスのない写真になってしまう・・・そんな方が星の数ほどいるものかと思われます。
実際に、筆者自身もそんな悩みを抱えていました。
ところが、いくつかのポイントに注意を振り払うだけでそれっぽい写真をすぐに撮れるようになります。
ローハイを適材適所で行なうことによって、それまでの雰囲気とは異なった写真を撮影することが可能になるため、この撮影方法は覚えておいて損がないとおもいます。
なお、本記事はスマートフォンで撮影している方向けに書いている記事となりますので、本格的なカメラを使用している方々には有益な情報ではないかもしれません。ご了承ください。
グリッド線を有効にする
ほとんどスマートフォンには「グリッド線」と呼ばれる機能が搭載されており、これを使用することによって撮影時に写真全体のバランスがつかみやすくなります。
というのも、写真の出来が悪い原因は「バランスが悪い」ことが原因であることがほとんどだからです。 ボケを筆頭とした撮影方法以前に、バランスが整っていなければいくら工夫しても功を成すことはありません。
実際に下記の2枚を比較してみるとわかりやすいと思います。
撮影環境は同一でも、下の方が出来が悪く見えますよね?つまり、そういうことなのです。
状況に応じてアスペクト比を変更する
例えば、手に持っているペットボトルやカンを撮影するとき、16:9のフレームだとなんかバランスが悪いように感じませんか?

そのようなときはアスペクト比を1:1に変更してみましょう。Instagramに写真を投稿しようとすると四角くなりますよね?あのサイズが1:1です。
アスペクト比を1:1で撮影したものと16:9で撮影したものを比較してみました。
この場合、1:1のほうがスッキリとして写りがいいですよね?16:9はバランスこそは取れているもののどことなく違和感があります。
世の中に出回っている大体の画像は16:9ですが、あれは構図を理解している人が撮影するからこそ、よく映るのです。
つまるところ、構図をそこまで理解していない状態で撮影してもあまりいい写真は撮れません。筆者もかじった程度なので断言はできません。しかしながら、経験上はそうだと思っています。
光にピントを合わせる
暗所で光り物を撮るとき、皆さんはどこにピントを合わせていますか?
もちろん、被写体によりきりだとは思いますが、私はだいたい光り物にピントを合わせています。
詳しい話は割愛させていただきますが、レンズの特性上、光るものにフォーカスすると周囲が暗く、引き締まって写るようになります。
これは応用的なテクニックなので、日常的に意識する必要はないかと思われます。
ローアングル・ハイアングルを意識する
1枚目と比較して、2枚目の方が「それっぽく」なっていますよね?
2枚目は下から覗き込むように撮影したものでして「ローアングル」と呼ばれている手法です。
また、それとは対照的に「ハイアングル」と呼ばれる手法もあります。そちらは上から見下ろすような形で撮影する手法です。
ローハイを適材適所で行なうことによって、それまでの雰囲気とは異なった写真を撮影することが可能になるため、この撮影方法は覚えておいて損がないとおもいます。
感覚として叩き込めるばある程度の写真は撮れるようになる
なんだ、ずいぶん投げやりだな!!とツッコまれそうなまとめ方となってしまいますが、日々、撮影する練習をすこしでも行なえば必ず結果としてかえってきます。(現に筆者がそうでした)
写真の世界だけでなく、才能ある人間が一定数いることには代わりありません。しかし、彼らは怠慢なのか?と言われたら「それは違う」と筆者は思います。
元々センスがあって、なおかつセンスに磨きをかけることを怠らなかった結果がそれなのです。
要するに、何を伝えたいのかというと、コツコツと積み上げていったものは「感覚」として不可視的に記憶される。
毎日一枚でもいいです。「自分の世界」を表せる写真を撮影する習慣を身につけてみてください。
写真撮影のスキルが少しずつ身についてくるはずです。
また、次回以降に写真の編集といった、ちょっと踏み込んだ記事を書く予定を立てています。
気になった方は読者登録など、よろしくお願いします。
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執筆者:CloNis

色々なオタクやってます
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